豊田市でニキビ治療をお考えなら豊田市瑞穂町「こはく皮フ科」へ

導入

思春期になると、多くの中学生・高校生が悩み始めるのが「ニキビ」です。
顔や背中にぽつぽつとできるニキビは、「きちんと洗顔しているのに治らない」「市販薬を使っても繰り返す」など、自己流のケアでは思うように改善せず、不安やストレスを感じてしまうこともあります。
特に中学生・高校生が多く通う豊田市内の藤岡地区や足助地区では、学校生活や部活動での汗・皮脂の分泌、ストレス、マスクの長時間着用など、肌トラブルが起きやすい環境にさらされる場面も少なくありません。
「これはニキビなのか」「いつ病院に行けばいいのか」と迷ってしまう方も多いですが、早めに皮膚科で診てもらうことで、悪化を防ぎ、きれいに治る可能性が高まります。

豊田市に開院の「こはく皮フ科」では、思春期ニキビ・大人ニキビのどちらにも対応し、原因や肌質に応じた適切な治療法をご提案しています。
この記事では、ニキビの症状や原因、治療の流れ、自宅でのスキンケアのポイントまで、こはく皮フ科の女性院長がやさしく、わかりやすくご紹介します。


症状や悩みの概要

●ニキビとは?
ニキビは、医学的には「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」という名前がついた皮膚の病気です。
顔や背中など、皮脂の分泌が多い場所にできやすく、誰もが一度は経験するといっても過言ではないほど、とても身近な肌トラブルです。
特に多く見られるのは思春期、つまり中学生から高校生くらいの時期です。ホルモンバランスの変化により皮脂の分泌が活発になり、毛穴が詰まりやすくなることで、白ニキビ・黒ニキビ・赤く腫れたニキビへと進行していきます。
一方で、20代や30代以降にできる「大人ニキビ」も増えています。「大人ニキビ」は「吹き出物」とも呼ばれます。こちらはストレスや生活習慣、ホルモンバランスの乱れ、乾燥や摩擦などが影響することが多く、思春期とは少し異なる背景で起こることが特徴です。

「ニキビはそのうち治る」「思春期だから仕方ない」と軽く見られがちですが、実は放っておくと悪化して膿んだり、炎症を繰り返したりすることがあります。長く残るニキビ跡や色素沈着の原因になることもあるため、できるだけ早い段階で適切なケアや治療を始めることが大切です。
ニキビは見た目の問題だけでなく、心の負担にもつながりやすいもの。まずは「病気のひとつ」であることを正しく知ることが、治療への第一歩です。

●主な症状の種類

① 白ニキビ(ホワイトヘッド)
• 毛穴が皮脂(肌の油)や古い角質でふさがれて、出口がふさがった状態。
• 表面がまだ炎症を起こしていないため、白くポツッとした小さな盛り上がりに見えます。
• 痛みや赤みは少ないけれど、放置すると炎症を起こして赤ニキビに進行することがあります。
• 「初期段階のニキビ」と考えるとわかりやすいです。

② 黒ニキビ(ブラックヘッド)
• 白ニキビの皮脂が毛穴の外に少し出て、空気に触れることで酸化して黒く見える状態です。
• 黒ずんで見えるので「毛穴の黒ずみ」と勘違いされやすいですが、これはニキビの一種です。
• 本人にとっては「見た目が気になる」タイプのニキビで、特に鼻やあごに多く出ます。

③ 赤ニキビ(炎症性丘疹)
• 白ニキビや黒ニキビにアクネ菌が繁殖し、炎症を起こした状態です。
• 赤く腫れて、触ると痛みを感じることがあります。
• この段階になると「つぶしたい」と思いやすいですが、無理につぶすと跡が残りやすくなります。
• 放置すると膿がたまり、さらに悪化することもあります。

④ 膿ニキビ(膿疱)
• 赤ニキビがさらに悪化して、毛穴の中に膿(うみ)がたまった状態。
• 黄色や白っぽい膨らみができて、見た目にも目立ちます。
• 強い炎症を伴うため、治ったあとに「ニキビ跡(赤み・色素沈着・凸凹)」が残りやすいタイプです。
• この段階まで進むと、自然には治りにくく、皮膚科での治療が必要になることが多いです。

ニキビは「白 → 黒 → 赤 → 膿」というように段階的に悪化していきます。
最初は小さな白ニキビでも、放置すると炎症が強くなり、跡を残してしまうリスクがあります。だからこそ、早めに治療を始めることが大切です。

●ニキビでよくある悩み

  1. 見た目が気になり、人前に出るのが嫌になる
    ニキビは顔にできることが多く、鏡を見るたびに目に入ります。特に思春期は友達との関わりや学校生活が大切な時期なので、顔に赤いニキビがあると「友達にどう思われるかな」「からかわれないかな」と不安になる人が多いです。
    • 写真を撮られるのが嫌で、集合写真や自撮りを避けてしまう
    • 学校の発表や人前に立つ場面で緊張する
    • マスクを外すのが怖い
    このように、ニキビの悩みは単なる「肌のトラブル」ではなく、自己肯定感や人間関係にまで影響することがあります。
  2. 痛みやかゆみで集中できない
    ニキビは見た目の問題だけでなく、「体の不快感」も伴います。赤く腫れたニキビは触ると痛みがあり、膿がたまっているとズキズキしたりします。
    また、かゆみを伴うニキビもあり、授業中やテスト中でも無意識に触ってしまうこともあります。
    • 夜、痛みやかゆみで寝つけない
    • 勉強や部活動に集中できない
    • 無意識に触って悪化してしまう
    皮膚の病気は「見た目」だけではなく、日常生活の集中力やパフォーマンスを下げることも大きな問題です。
  3. つぶしてしまって跡が残る
    多くの人が経験する悩みが「ついニキビをつぶしてしまう」ことです。膿がたまっていると「早く治したい」「きれいにしたい」という気持ちから手で押し出したくなります。
    しかし、強くつぶすと皮膚の奥まで傷つけてしまい、赤みや色素沈着、凸凹の跡として長期間残ることがあります。
    特に思春期の肌は再生力がある一方で、刺激に弱いため、ちょっとした傷が長引くこともあります。
    • 「気になって触ったら余計に腫れた」
    • 「つぶした跡が茶色く残って消えない」
    • 「クレーターみたいな跡になって化粧でも隠れにくい」
    こうした跡は大人になってからも残ることがあり、将来的な悩みにつながるため注意が必要です。
  4. 市販薬やスキンケアで治らず悪化してしまう
    ニキビに悩む人の多くは、まずドラッグストアで市販薬やスキンケア用品を試します。しかし、人によっては合わないこともあり、かえって悪化する場合があります。
    • アルコール入り化粧水でヒリヒリして赤みが悪化
    • 強く洗顔しすぎて乾燥し、逆に皮脂が増える
    • 「ニキビ用」と書かれたクリームでかぶれる
    正しい治療薬を使わずに自己流で対処すると、悪化して受診するころには跡が残りやすくなっているケースも少なくありません。

●ニキビの原因とメカニズム
ニキビは単なる「皮膚の表面の汚れ」ではなく、毛穴という皮膚の小さな管の中で起きる病気です。
毛穴の中には「皮脂腺(ひしせん)」という皮脂(あぶら)を出す工場があり、ここから出る油が肌を守っています。しかし、このバランスが崩れると毛穴が詰まり、菌が増えて炎症を起こしてニキビができてしまいます。

  1. 皮脂の過剰分泌
    思春期になると、体の中のホルモン(特に男性ホルモンの一種アンドロゲン)が増えます。このホルモンは「皮脂腺」を刺激して、皮脂をたくさん分泌させます。
    • 適度な皮脂は肌を守る大切な役割を持っていますが、出すぎると毛穴の出口にたまってしまいます。
    • 額や鼻(Tゾーン)など、皮脂の分泌が多い部分にニキビができやすいのはこのためです。
    • 夜ふかしやストレス、揚げ物や甘いものの食べすぎなどもホルモンや皮脂分泌に影響します。
    つまり思春期の皮膚は「油分が出やすい肌」になっており、それがニキビの土台になります。
  2. 毛穴のつまり
    皮脂が多いだけではニキビにはなりません。大きな原因は「毛穴の出口がふさがること」です。
    • 本来なら皮脂は毛穴から外へ出ていきますが、古い角質がうまくはがれ落ちずに出口をふさいでしまうことがあります。
  • その結果、毛穴の中に皮脂がたまり、白ニキビや黒ニキビができてしまいます。
    たとえるなら「排水口にゴミが詰まって水が流れなくなった状態」に似ています。
  1. アクネ菌の増殖
    毛穴の中には「アクネ菌」という常在菌が住んでいます。普段は誰の肌にもいる菌で、悪い存在ではありません。
    しかし、毛穴に皮脂がたまると、アクネ菌が栄養を得て異常に増殖します。
    • アクネ菌が増えると、皮脂を分解して「遊離脂肪酸」という刺激物質を作り出します。
    • この物質が毛穴の壁を刺激して炎症を起こすきっかけになります。
    • その結果、赤く腫れたり、膿がたまったりするのです。
    つまり、アクネ菌は「普段は共生しているが、環境が変わると暴れだす菌」と言えます。
  2. 炎症反応
    最後の段階は「体の免疫反応」です。体はアクネ菌や皮脂の分解物を「敵」とみなし、白血球を送り込んで攻撃します。
    • 白血球が集まると炎症が起き、赤みや腫れが出ます。
    • この戦いの中で膿(うみ)がたまり、膿ニキビになります。
    • さらに深いところまで炎症が及ぶと、皮膚が壊れて治った後に「跡」が残ることもあります。
    つまりニキビは「体が自分の肌を守ろうとして起こる炎症」でもあります。

まとめると、ニキビは次の4つの要因が連鎖して起こります。

  1. 思春期や生活習慣による皮脂の出すぎ
  2. 古い角質で毛穴がふさがる
  3. 皮脂を栄養にアクネ菌が増える
  4. 免疫反応による炎症
    この流れをどこかで止めることが、治療や予防のカギになります。

こはく皮フ科での治療法

豊田市の「こはく皮フ科」では「今できているニキビを治す」だけでなく、「新しいニキビを作りにくい」治療も重視しています。

1.ニキビの塗り薬
ニキビは、毛穴に皮脂や古い角質が詰まって炎症を起こすことでできる皮膚の病気です。
そのため、ニキビ治療では「毛穴のつまりを取る」「菌を減らす」「炎症をおさえる」といった目的に応じた外用薬(ぬり薬)が使われます。
ここでは、豊田市の「こはく皮フ科」で取り扱っている主な外用薬について、はじめて使う方でも理解できるように、わかりやすくご紹介します。

■ ベピオシリーズ(過酸化ベンゾイル製剤)
● ベピオゲル

ベピオゲルは「過酸化ベンゾイル(BPO)」という有効成分を含んでいて、ニキビの原因菌(アクネ菌)を減らす殺菌効果と、毛穴のつまりを取るピーリング効果の2つの作用があります。抗菌薬ではないため、耐性菌ができにくいというメリットもあります。
赤ニキビにも白ニキビにも効果がありますが、使い始めに「赤み」や「皮むけ」「ヒリヒリ感」が出やすいため、最初は少量から使い、肌に慣らしていくことが大切です。

● ベピオローション

ベピオローションは、ゲルと成分は同じですが、よりさらっとした使い心地で広い範囲に塗りやすいのが特徴です。
顔全体に赤ニキビが多い方、胸や背中などにも塗りたい方におすすめです。
乾燥しやすい部位に使う場合は、保湿剤との併用が基本です。

● ベピオウォッシュゲル

これは塗り薬ではなく「洗い流すタイプ」の薬です。
過酸化ベンゾイルの力で毛穴のつまりをやわらげ、ニキビの原因菌を減らします。
塗り薬が使いづらい部位にも使いやすく、他の外用薬と組み合わせて処方されることもあります。
塗り薬の刺激が気になる方や、毎日の洗顔でニキビ予防をしたい方におすすめです。

■ デュアック配合ゲル(過酸化ベンゾイル+クリンダマイシン)

デュアックは、先ほど紹介した「ベピオ」と同じ過酸化ベンゾイルに加えて、「クリンダマイシン」という抗菌薬(抗生物質)を組み合わせた薬です。
つまり、
• 毛穴の詰まりを改善する作用
• 菌を減らす殺菌作用
• 炎症をおさえる抗菌薬としての作用
この3つが一度にできる「よくばりタイプ」の外用薬です。
とくに赤く腫れたニキビが多いとき、まずは炎症を早くおさえたいときに処方されることが多いです。
注意点としては、抗菌薬の長期使用は耐性菌を生むおそれがあるため、数か月以上の連用は避け、状態が落ち着いたら別の薬に切り替えることもあります。

■ ディフェリンゲル(アダパレンゲル)

ディフェリンは、毛穴の「出口」が詰まってしまう原因である“角質の異常”を整える薬です。
この作用を「コメド改善作用」と言い、毛穴のつまりの段階(白ニキビや黒ニキビ)にとても効果があります。
一方で、「赤ニキビ」や「炎症」が強いニキビには直接の効果は少ないため、そういった場合は他の外用薬と併用することもあります。
使い始めのころは赤くなったり、ヒリヒリしたりする副作用が出ることがありますが、肌が慣れてくると症状は軽くなっていくことが多いです。
ニキビ予防として、長期的に安定して使いやすい薬です。

■ エピデュオゲル(アダパレン+過酸化ベンゾイル)

エピデュオは、「ディフェリン(アダパレン)」と「ベピオ(過酸化ベンゾイル)」を1つのチューブにまとめた複合薬です。
この薬は、
• 角質を整えて毛穴のつまりを防ぐアダパレン
• 菌を殺して炎症をおさえる過酸化ベンゾイル
という2つの成分が同時に働くため、ニキビの発生を予防しつつ、今できている赤ニキビにも対応できるというバランスの良い薬です。
ただし、そのぶん副作用も出やすく、赤み・乾燥・かゆみ・ヒリヒリ感が強く出る方もいるため、使用初期は少量・短時間から開始するなど、慎重に使用する必要があります。

■ アクアチムシリーズ(ナジフロキサシン)
● アクアチムローション・アクアチムクリーム

アクアチムは、「ナジフロキサシン」という抗菌薬が入った外用薬で、ニキビの原因となるアクネ菌やブドウ球菌などを減らす目的で使われます。
特に「赤く腫れたニキビ」「化膿しているニキビ」「ニキビ跡に膿がたまっているような場合」に使用されることが多いです。
• ローションタイプはさらっとした使用感で、顔全体や広い範囲に塗りやすいのが特徴です。
• クリームタイプは少ししっとりしており、乾燥肌の方や、口まわりなどのカサつきやすい部位に向いています。
抗菌薬なので長期連用には注意が必要です。

■ ゼビアックスシリーズ(オゼノキサシン)
● ゼビアックスローション・ゼビアックスクリーム

ゼビアックスは「オゼノキサシン」という新しめの抗菌成分を含んだ外用薬です。
アクアチムよりもやや抗菌力が強いとされ、炎症が強い赤ニキビや、膿を伴う化膿性ニキビによく使われます。
• ローションは、広い範囲や脂っぽい部位に適しています。
• クリームは、乾燥しやすい部位や部分的な塗布に向いています。
使用時は、患部だけにピンポイントで塗ることが大切です。
全体にベタ塗りすると、抗菌薬の乱用になってしまう可能性があるため、医師の指示に従って使いましょう。

■あなたの肌に合った外用薬を
ニキビ治療の外用薬は、ひとつひとつに「得意なタイプ」があります。
白ニキビに向いているもの、赤ニキビに効くもの、毛穴づまりを予防するもの、菌を退治するもの…。
どの薬が合っているかは、肌の状態・ニキビのタイプ・副作用の出やすさなどによって変わります。
「お友達と同じ薬」だからといって、必ずしも自分にも合うとは限りません。

こはく皮フ科では、女性院長が一人ひとりの肌を丁寧に診察し、ニキビの状態に合わせて最適な薬を提案しています。
「何を使えばいいかわからない」「前に塗った薬でかぶれたことがある」など、不安や疑問がある方も、まずはお気軽にご相談ください。

■ぬり薬には「ぬり方」にもコツがあります
こはく皮フ科では、肌の状態に合わせた塗り薬の使い方をご提案しています。
ニキビの治療で使う「ぬり薬(外用薬)」は、種類によってそれぞれ効き方がちがいます。
なかには、はじめのうちに赤くなったり、かゆみが出たり、ヒリヒリしたりすることがある薬もあります。
でも、それは薬が合っていないからとは限りません。
ちょっとした使い方のコツで、そういった刺激を少なくして、肌にやさしく薬の効果を届けることができるのです。

たとえば――

  • 夜だけ少量から始めると、赤みやヒリヒリが出にくいこと
    • 塗る順番を変えたり、保湿剤と一緒に使ったりすることで、刺激を減らせること
    こうした正しい使い方や肌にやさしい工夫を、こはく皮フ科ではとても大切にしています。

初めての方にもわかるように、実際に見本をお見せしながら丁寧にご説明します。
「このくらいの量です」「こういうふうに塗るといいですよ」など、やさしく、わかりやすく、一緒に確認しながらご案内します。

■障がいのある方や、配慮が必要なお子さんにも安心して使えるように
豊田市の「こはく皮フ科」では、障害のあるお子さん(発達障害や身体のご不自由な障害児童の方など)や、医療に対して不安が強い方、また知的なサポートが必要な方に対しても、治療を受けていただきやすいよう配慮を行っています。
• 説明は難しい専門用語を使わず、できるかぎりかんたんな言葉で
• 必要であれば、イラストや手ぶり・実物を見せながら説明します
• 薬の選び方も、塗りやすさ(のびやすい形状・においが少ないもの)や、刺激の少ない処方を一緒にご相談しながら決めていきます
• 「自分でぬるのが難しい」という場合は、ご家族がぬりやすいかどうかも考えてご提案します

また、「診察室で話すのが苦手」「いつもと違う場所だと緊張する」といった方には、事前のご相談や、安心できるような工夫も行っています。ご不安なことがあれば、どうぞご遠慮なくお伝えください。

■こはく皮フ科では「治療=一緒に考えること」だと思っています
私たちは、ただ薬を出して「はい、塗ってくださいね」で終わりにはしません。
「どんな塗り方があなたに合っているか」
「この薬、ちょっと使いづらくないですか?」
「おうちで困っていないですか?」
こうした対話を大切にしながら、ひとりひとりに本当に合った使い方を一緒に探していきます。

「ちゃんと塗れているか心配」
「赤くなってしまった」
「忘れちゃいそうで不安」
そんなときも、どうかひとりで悩まず、私たちにご相談ください。
どんな肌の状態の方にも、その人らしく治療を続けられる方法を、一緒に見つけていきましょう。

2.内服薬(飲み薬)でのニキビ治療

ニキビの治療は、「塗り薬」だけでなく「飲み薬」を使うこともあります。特に、炎症が強い赤ニキビが多いときや、顔だけでなく首・胸・背中などにも広がっているとき、塗り薬だけでは治りにくい場合があります。
皮膚の表面からのアプローチ(外用薬)に加えて、体の内側から炎症や菌の働きを抑えていくのが「内服薬」の役割です。

●抗菌薬(抗生物質)
ニキビに使われる内服薬で、一般的なのが「抗菌薬」です。これは、ニキビの原因菌(アクネ菌)に対して直接作用し、炎症をおさえる働きがあります。

よく使われる抗菌薬:

• ミノサイクリン(ミノマイシン)
• ドキシサイクリン(ビブラマイシン)
• ロキシスロマイシン(ルリッド)

これらの薬は、ニキビの「赤み」「腫れ」「膿み」などの炎症症状が強いときに使われることが多いです。服用することでアクネ菌の増殖を抑え、炎症をしずめる手助けをしてくれます。

注意点:
・効果が出るまで数週間かかることがあります。
・長期間続けすぎると、耐性菌(薬が効きにくくなる菌)が出る可能性があるため、必要な期間のみ医師の判断で使います。
・胃のむかつきなどの副作用が出ることもあるので、体調に合わせて処方されます。
また、抗菌薬だけに頼らず、必ず外用薬との組み合わせで行うのがニキビ治療の基本です。

●漢方薬(体質に合わせた処方)
ニキビの治療に「漢方薬?」と思われる方もいるかもしれませんが、実は皮膚科でもよく使われています。漢方薬は「体質」や「今の状態」に合わせて処方されるため、「なんとなく合わない塗り薬が多い」「月経前に悪化しやすい」「お腹を下しやすい」などの体の傾向もふまえて選ぶことができます。
以下に、皮膚科でよく使われるニキビ向け漢方薬を紹介します。

■十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)

十味敗毒湯は、赤く腫れたニキビや、膿(うみ)がたまりやすいタイプのニキビに使われる漢方薬です。
「毒」というのは、漢方の考え方でいう体の中にたまった「熱」や「炎症」のようなもの。これを外に出して、炎症をおさえたり、肌の赤みや腫れをひいていくのを助けてくれます。

▼どんなときに使う?
こんなニキビがあるときに使われます:
• 赤くて、腫れて、痛みのあるニキビ
• 膿がたまって、黄色っぽくなったニキビ(黄ニキビ)
• 急にブワッとニキビが広がったとき
• 生理前やストレスで悪化しやすいときにも使うことがあります
体力がそこそこある人向けの処方なので、食欲がない・胃が弱い人には向かないこともあります。

▼どんな働きがあるの?
• 炎症や腫れをしずめる
• ニキビのもとになる「熱」や「湿気(むれ)」を外に出す
• 肌のバリア機能を整える
• 皮脂の出すぎをおさえる
漢方の良いところは、「ニキビだけ」ではなく、体全体のバランスを整えることです。

■清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)

清上防風湯は、顔や頭など「体の上のほう」に熱がこもってできる赤くて腫れたニキビや吹き出物に使われる漢方薬です。
炎症をしずめる生薬(黄連・黄芩・連翹など)が多く含まれており、「赤み」「膿」「熱感」のあるニキビに向いています。

▼どんなニキビに使う?
• 赤くはれたニキビ、膿がたまりやすいニキビに
• 顔全体に広がっているタイプのニキビに
• 頭皮や髪の生えぎわにできるニキビに
• 皮脂が多く、顔のテカリが気になる人に
• 顔がほてりやすく、ニキビが熱っぽく見えるときに

▼体質的に合う人は?
• 比較的体力がある人(漢方でいう「実証タイプ」)
• 脂っこい食べ物が好きな人や、顔に熱がこもりやすい人
• 思春期の皮脂分泌が活発な中学生・高校生にもよく使います

■黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

黄連解毒湯(おうれんげどくとう)は、体や心に「余分な熱」がたまって起こるさまざまな症状に用いられる漢方薬です。
皮膚の赤みや炎症、顔のほてり、イライラしやすい気分などがあるときに選ばれることが多く、赤くはれたニキビや膿をもった吹き出物にもよく使われます。

▼どんなニキビに使う?
• 赤くて熱っぽいニキビや吹き出物
• 膿がたまりやすく、化膿しやすいニキビ
• ニキビが悪化しやすいとき(ストレス・睡眠不足など)
• 顔や体のほてりをともなうタイプのニキビ
• ストレスや感情で悪化しやすい肌トラブル

▼体質的に合う人は?
• 体力があり、がっちりした体格の人(実証タイプ)
• イライラ・怒りっぽさ・興奮しやすさがある人
• お酒・辛いもの・脂っこいものが好きな人
• 顔が赤くなりやすい、舌が赤い、など「熱」のサインがある人

■排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)

排膿散及湯は、「膿がたまりやすいニキビ」や「治りにくい吹き出物」に使われる漢方薬です。体の中にたまった熱や膿を外に出し、炎症をしずめる働きがあります。
ニキビだけでなく、できもの・毛のう炎・皮膚の化膿などにも使われます。

▼どんなニキビに効く?

  • 膿がたまっている赤ニキビ(黄ニキビ)
    • 痛みや腫れをともなうできもの
    • 何度も同じところにニキビができて治りにくい
    • ニキビ跡が化膿してしまったとき

▼合いやすい体質
• 比較的体力がある方(食欲や睡眠が安定している)
• 皮膚が厚めで、炎症が出やすい
• ストレスや疲れでニキビが悪化しやすいタイプ

■加味逍遙散(かみしょうようさん)

加味逍遙散は、ホルモンバランスの乱れやストレスが原因で体調や肌の調子が崩れやすい方に使われる漢方薬です。とくに女性に処方されることが多く、肌荒れやニキビにも使われます。
たとえば――
「生理の前になるといつもニキビがひどくなる」
「学校や部活のストレスが続くと、肌が荒れやすい」
「イライラしたり、不安になりやすい」
そんなとき、心と体のバランスを整えるように働きかけてくれるのが、この加味逍遙散です。

▼どんなタイプのニキビに使う?
・月経(生理)の前に悪化するタイプのニキビ
ホルモンの変化に敏感で、毎月同じタイミングで肌が荒れる人に向いています。
・ストレスや緊張が強いときに出るニキビ
学校生活や受験、家庭でのストレスなど、気持ちのゆらぎと一緒に出るニキビに使われます。
・赤く炎症しやすいニキビ
顔に熱がこもるような感じで、赤くなりやすいタイプにも処方されることがあります。

▼加味逍遙散が合いやすい体質
・肩こりや頭痛がよくある
・冷え性で、足先がいつも冷たい
・月経前にイライラしたり、気分が沈みやすい
・眠りが浅く、ぐっすり眠れないことがある
・肌だけでなく、全体的に不調を感じやすい
こういった症状がある方にとって、体と気持ちのバランスをやさしく整えてくれる処方です。

■柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)

柴胡清肝湯は、イライラ・ほてり・赤みのあるニキビなどに使われる漢方薬です。特に「顔が赤くなりやすい」「脂っこいものが好き」「ストレスを感じるとニキビが悪化する」といったタイプの人に向いています。
ニキビに加えて、怒りっぽさ・緊張・ほてりといった症状が出ることがあり、そうした「体と心の熱」を冷まして、バランスを整えることを目的としています。

▼どんなタイプのニキビに使う?
・赤く炎症を起こしたニキビ
顔の中心(おでこ・鼻まわり・頬)などに赤みを帯びたニキビができやすい人。
・脂っこい食事や甘いものをよくとるタイプ
油っこいものが好きで、皮脂の分泌が多く、ベタつきがちな肌に。
・ストレスや怒りっぽさが関係するニキビ
感情の起伏が激しく、イライラしたり、怒りっぽい時期に悪化することが多い人。

▼柴胡清肝湯が合いやすい体質
・顔に赤みやほてりが出やすい
・口が渇く、喉が乾きやすい
・怒りっぽく、気分が落ち着かないことがある
・脂っこい食べ物や甘いものを好む
・お通じが不安定(便秘や下痢をくり返す)
こうした体質の方は、体の中に「こもった熱」を冷ますことで、肌も気持ちも落ち着く可能性があります。

▼どんな働きをするの?
漢方の考えでは、「肝(かん)」は気持ちのコントロールに関わる場所とされており、柴胡清肝湯はその肝の働きを整えることで、イライラ・怒りっぽさ・緊張感をやわらげるとされています。
また、体にこもった“熱”を冷ます成分が含まれており、赤みをともなう炎症ニキビにも使われます。

■漢方薬を使うときの注意点
漢方薬は「副作用がない」というイメージを持たれることもありますが、体質に合わないと下痢や胃の不快感が出ることもあります。また、すぐに効果が出るものではなく、数週間〜数か月の継続で体質の改善を目指す治療です。

●ビフロキシン(ビタミンB2・B6製剤)

ビブロキシンは、ニキビの治療によく使われるビタミンB2とB6を主成分とした飲み薬です。保険診療でも処方されており、特に皮脂の分泌が多く、繰り返しニキビができるタイプの方に使われることがあります。

▼どんな効果があるの?
• ビタミンB2(リボフラビン):脂質の代謝を助け、皮脂の分泌を整えます。皮膚や粘膜の健康を保つ働きも。
• ビタミンB6(ピリドキシン):皮膚の炎症を抑え、ホルモンバランスにも関係しています。
皮脂が多すぎると、毛穴が詰まりやすくなり、アクネ菌が増えて炎症ニキビになります。ビフロキシンは、皮脂のコントロールを内側からサポートすることで、ニキビができにくい肌の環境を整えるのに役立ちます。

▼どんな人に向いてる?
• 思春期で皮脂の分泌が盛んな中学生・高校生
• あご・口まわりのニキビを繰り返す人
• 外用薬だけでは改善しにくい場合の補助として

●リザベン(トラニラスト)
– ニキビ跡や色素沈着・赤みの改善に –

リザベン(一般名:トラニラスト)は、本来はアレルギーを抑える薬として開発されたお薬ですが、皮膚科ではニキビ跡の赤みや色素沈着・瘢痕(はんこん)※の予防・改善を目的に使われることがあります。
※瘢痕(はんこん)=ニキビが治った後に残る赤みや固いしこりのようなもの

▼なぜリザベンがニキビ跡に使われるの?
リザベンには、「線維芽細胞(せんいがさいぼう)」という傷の修復に関わる細胞の働きを調整する作用があります。この作用によって、
• 赤く硬くなったニキビ跡(しこりのような瘢痕)がひどくなるのを防ぐ
• 炎症が長引いて色素沈着になりやすい肌の改善をサポート
といった効果が期待されます。

▼どんな人に使われる?
• 強い赤ニキビが繰り返しできる人
• 治ったあとに赤みやしこりが残りやすい体質の人
• すでに色素沈着や硬い跡が気になっている方

こはく皮フ科では、ニキビ跡が気になる方に、リザベンの内服をおすすめすることがあります。もちろん、すべての患者さんに必要な薬ではないため、医師が診察のうえで使用の可否を判断します。

●障害児童・障害者、薬が苦手な方も――無理のない治療を一緒に考えます

ニキビ治療では、塗り薬や飲み薬を使うことが一般的ですが、すべての方がそれを同じように使えるとは限りません。

たとえば、
• 錠剤やカプセルを飲み込むのが苦手
• 薬の味やにおいがどうしてもつらい
• 毎日忘れずに塗ることがむずかしい
• 薬の感覚や触感が苦手で、ぬるのをいやがる
など、小さな困りごとが治療のハードルになってしまうこともあります。

特に、発達の特性をもつお子さんや、障害児童・障害者の方々にとっては、薬を使うこと自体がストレスになることもあります。
無理をして使うより、その方に合った方法を一緒に探すことが大切だと、私たちは考えています。

こはく皮フ科では、以下のような配慮を大切にしています。
• 無理なく使える塗り方・タイミングをご家庭の状況に合わせて一緒に考える
• 飲み薬が難しい場合は、塗り薬中心で対応できないか検討する
• 飲み薬が必要な場合でも、錠剤・粉薬・甘みのある薬などから選ぶ
• ご本人やご家族が安心できるように、わかりやすい言葉での説明を心がける
• 通院が難しい場合も、診察時に不安が少なくなるような対応を工夫する

「塗るのがむずかしい」「飲み薬は苦手」「続けられるか不安」――
そんな声にも、しっかり耳を傾けながら、できることを一緒に探していくのが、こはく皮フ科のスタイルです。

治療は、生活の中で“無理なく続けられること”が何より大切。
ご本人にもご家族にも寄り添いながら、その人らしいペースで治していける方法を一緒に見つけていきましょう。
どんな小さなことでも、どうぞ遠慮なくご相談ください。

  1. 自費治療(美容皮膚科でのニキビ・ニキビ跡ケア)

ニキビの治療は、まずは保険診療での治療が基本です。
でも、「よりしっかりケアしたい」「ニキビ跡まできれいにしたい」という方には、美容皮膚科での自費治療も選択肢のひとつです。
こはく皮フ科では、ニキビの状態・肌質・年齢・ライフスタイルをふまえて、無理のない範囲で美容皮膚科のご提案も行っています。
特に、ニキビ跡が気になる方、繰り返しできるニキビで悩んでいる方、保険治療だけではなかなか満足できなかった方にとって、こうした自費治療が「あと一歩」のお手伝いになることもあります。
ここでは、「こはく皮フ科」で受けられる代表的な自費メニューを簡単にご紹介します。

● ケミカルピーリング

専用の薬剤で古い角質や毛穴のつまりを取り除き、肌の新陳代謝(ターンオーバー)を整える治療です。
皮脂がたまりやすい肌や、白ニキビ・黒ニキビが気になる方に。
お肌をやさしくリセットするような感覚で、保湿や美白ケアとの組み合わせも可能です。
「ピーリング」という言葉に少し怖さを感じる方もいるかもしれませんが、当院では強すぎないタイプの薬剤(サリチル酸マクロゴール)を使い、お肌の様子を見ながら丁寧に対応しています。中高生の方でも受けていただけます。

● ハイドラブースター

「水流での洗浄」と「美容液の導入」を同時に行う最新型の毛穴ケア治療です。
毛穴の奥に詰まった皮脂や汚れをやさしく吸い出しながら、潤い成分を補うことができます。
思春期ニキビだけでなく、「毛穴の開きが気になる」「肌がゴワゴワしている」という方にもおすすめです。
皮膚をこすらずに済む設計なので、お肌が敏感な方にも対応しやすいのが特長です。

● KOライト(LED治療)

KOライトは、赤色・青色のLEDを肌にあてる治療で、炎症をしずめたり、皮脂分泌のバランスを整える働きが期待できます。
・青色LED → アクネ菌へのアプローチ
・赤色LED → 肌の代謝を高め、回復をサポート
ニキビの炎症をおさえたい方、赤みが気になる方、肌をやさしく整えたい方に。
痛みや刺激はほとんどなく、寝たままで受けられるリラックス時間としても、お過ごしいただけます。

● ターゲットクールでのプルリアル導入

冷却ガスの力で肌をやさしく冷やしながら、美容成分を浸透させる「針を使わない導入治療」です。
とくに、ニキビ跡や色素沈着が気になる方に向けて、プルリアル(美白・整肌成分)を導入することで、肌全体のトーンやキメを整えるサポートを行います。
「冷たいけど気持ちいい」「痛みが少ない」と感じる方が多く、注射が苦手な方でも受けていただけるのが特徴です。

● アキュパルス(フラクショナルCO2レーザー)

ニキビ跡の凹凸(クレーター)や毛穴の開きが気になる方におすすめのレーザー治療です。
アキュパルスは、レーザーを肌の深い層に点状にあてて、コラーゲンの再生を促す治療です。
施術後は赤みが出ることがありますが、ダウンタイムも個人差に合わせて調整できるよう、出力や照射密度を設定できます。
肌質改善を目指す方にとって、根本的なアプローチができる治療のひとつです。

■美容治療は無理のない範囲で

美容皮膚科の治療は、「やってみたいけど不安」「料金が気になる」「子どもでも受けられる?」など、いろいろな不安があると思います。
こはく皮フ科では、医師の診察のもと、必要性やタイミングを一緒に相談しながら進めることを大切にしています。
また、思春期のお子さんや障がいのある方にも配慮して、治療内容や頻度をご家族と一緒に考えていくことも可能です。
まずは、「保険治療で肌を整える」ことを土台に、そこから必要に応じて少しずつステップアップするという選択肢もあります。
美容治療に関するご相談も、気軽にご予約ください。


自宅でできるケア方法
こはく皮フ科が大切にしている、やさしいスキンケアのコツ

ニキビは、毎日のちょっとした心がけで悪化を防いだり、改善をサポートできる病気です。
「病院で薬をもらったら終わり」ではなく、自宅でのケアもとても大切な治療の一部と考えています。
ここでは、こはく皮フ科の女性院長がおすすめする、やさしく無理のないセルフケアの方法をご紹介します。

  1. 洗顔は「ゴシゴシ」ではなく「やさしくなでる」が基本
    1日2回(朝・夜)、ぬるま湯で顔をやさしく洗いましょう。
    皮脂や汚れがたまると毛穴がつまってニキビの原因になりますが、だからといって「ゴシゴシこする」のは逆効果。
    お肌を守ってくれている大切なバリアまで傷つけてしまい、炎症を悪化させることがあります。
    泡で包み込むように、指が肌に触れないくらいのやさしさで洗うのが理想的です。
    市販の洗顔料の中には、ニキビ肌にとっては刺激が強すぎるものもありますので、注意が必要です。

こはく皮フ科では、敏感肌や思春期ニキビの方にもやさしい「NOV(ノブ)アクネソープ」「NOVアクネフォーム」の取り扱いもございます。

どちらも低刺激でアクネ菌の繁殖を防ぎながら、しっとりと洗い上げる設計となっており、皮膚科の現場でもよく使用されています。

  1. 保湿はニキビにも必要です
    「ニキビがあるのに保湿していいの?」と心配される方もいますが、保湿はとても大切です。
    肌が乾燥すると「もっと皮脂を出そう」として皮脂分泌が増え、結果的に毛穴のつまりやすい状態をつくってしまいます。
    ニキビ用の保湿剤は、油分が控えめで、毛穴をふさぎにくい処方になっていますのでご安心ください。
    こはく皮フ科でも、肌質に合った保湿剤をご提案しております。
  2. 食事は「バランス重視」で
    脂っこいものや甘いものを食べたからといって、必ずニキビができるわけではありません。
    でも、皮脂の分泌やホルモンバランスには関係があるとされています。
    とくに思春期の体は、ちょっとしたことで肌状態が変わりやすいので、
    • 炒め物・揚げ物の食べすぎに注意
    • 甘いジュースやお菓子を控えめに
    • タンパク質(魚・肉・豆類)やビタミン(野菜・果物)を意識してとる
    など、できることから少しずつ見直していくのが大切です。
  3. 睡眠は「肌のゴールデンタイム」を意識
    夜更かしが続くと、肌の回復力が落ちてしまいます。
    睡眠中には、成長ホルモンが分泌されて、傷んだ肌を修復する働きがあります。
    とくに夜10時〜深夜2時の間は「肌のゴールデンタイム」と呼ばれており、できるだけその時間に眠っているのが理想です。
    部活や塾、スマホなどでついつい夜更かししがちですが、眠れる日だけでも少し意識してみることが大切です。
  4. 「触らない」「つぶさない」は大原則
    気になるニキビを、つい鏡を見ながら触ってしまうことはありませんか?
    でも、手で触ることでバイ菌がついたり、炎症が悪化したり、ニキビ跡が残りやすくなる原因になります。
    自分でつぶすのは避けましょう。
    膿がたまってしまったときは、皮膚科で処置することができますので、ご相談ください。
  5. ストレスをためすぎないように
    ストレスがたまると、ホルモンバランスや自律神経の影響で皮脂分泌が増えたり、炎症が悪化しやすくなったりします。
    「リラックスする時間をとる」「深呼吸する」「友達と話す」「自分なりの楽しみを見つける」など、心のケアも肌のケアにつながります。
  6. 日焼け止めやメイクは「ノンコメドジェニック」なものを
    ニキビがあるときは、毛穴をふさぎにくい処方(ノンコメドジェニック)の製品を選ぶのがポイント。
    紫外線もニキビを悪化させる原因のひとつなので、日焼け止めはやさしいタイプのものを使いましょう。
    お肌の状態に合った化粧品についても、診察時にご相談いただけます。
  7. 続けられるペースで、あせらずに
    ケアを頑張りすぎて疲れてしまっては、意味がありません。
    すべてを完璧にやろうとせず、できることから、できる範囲で、続けていくことが大切です。
    たとえば、
    • 朝だけは洗顔をしっかり
    • お菓子を食べる量を少しだけ減らしてみる
    • 休日だけは早く寝るようにする
    そんな小さな習慣の積み重ねが、肌を守る力になります。

ニキビは、体の内側と外側のケアをバランスよく続けていくことで、少しずつ良くなっていきます。
豊田市の「こはく皮フ科」では、薬の使い方だけでなく、自宅でできるケア方法や、スキンケアの見直しについても丁寧にお話ししています。
気になること、不安なことがあれば、どんなことでもご相談ください。
「続けられるケア」を一緒に見つけていきましょう。


まとめ

ニキビは「思春期だから仕方ない」「そのうち治るだろう」と、あきらめてしまうことの多い皮膚の病気です。
でも、本当は——そんなふうに我慢しなくてもいい病気なんです。

「毎日きちんと洗っているのに、なぜか良くならない」
「赤みや膿がひどくなって、どんどん気になってくる」
「人と会うのが嫌になってしまう」
そんな声を、私たちは日々たくさん聞いています。

ニキビは正しい治療を受けることで、炎症を抑えたり、跡が残りにくいようにコントロールすることができます。
市販薬や自己流のケアでは限界があることも多いため、早めに専門的な診察を受けることが大切です。

こはく皮フ科では、中学生・高校生の思春期ニキビから、20代・30代以降の「大人ニキビ」「吹き出物」まで、幅広い年代に対応しています。
保険診療による外用薬・内服薬のご提案だけでなく、ご希望やお悩みに応じて美容皮膚科的なアプローチ(ピーリング、LED、レーザーなど)も含めて、一人ひとりに合わせた治療をおこなっています。

また、豊田市中心部だけでなく、藤岡地区・足助地区などから通院されている中高生の患者さんに対しても、通いやすいように配慮しています。
とくに部活や通学などで忙しい学生さんにとって、「平日はなかなか通えない」というお声も多く、当院では土曜日・日曜日の診療も行っております。
送迎やご家族のご都合にあわせて受診しやすいよう、できるだけ柔軟に対応できるよう心がけています。

肌に関する悩みは、見た目のことだけでなく、心の元気にも影響するものです。
「こんなことで相談していいのかな…」と思わず、どんな小さなお悩みでも、どうぞ安心してお話しください。
あなたのお肌のことを、一緒に考え、寄り添いながらサポートするのが、こはく皮フ科の役割です。
豊田市中心部にお住まいの方はもちろん、藤岡・足助エリアの中学校・高校に通う学生さんやご家族の方も、どうぞお気軽にご相談ください。

一歩踏み出すその勇気を、私たちはしっかりと受け止めます。
ニキビに悩むあなたの毎日が、少しでも明るく、自信に満ちたものになりますように。

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