豊田市の休日診療の皮膚科 こはく皮フ科【皮膚科医が解説】AGA治療の始め方と進め方

こんにちは。
愛知県豊田市の「こはく皮フ科」院長・松井響子です。

「最近、髪の毛が細くなってきた気がする」
「おでこが広くなってきた」「頭頂部が気になる…」

そういったお悩みで来院される男性は、20代から60代以上まで、実に幅広い年齢層を想定しています。

当院では、AGA(男性型脱毛症)に対して治療を行っています。今回は皮膚科の医師としての立場から、AGA治療に関する考え方と、当院での進め方についてご紹介します。


目次

AGAとは?

AGA(Androgenetic Alopecia)は「男性型脱毛症」の略称で、思春期以降に徐々に進行する薄毛の一種です。
主な原因は、男性ホルモン(DHT)の影響により毛包が萎縮してしまうことです。

特徴:

  • 生え際や頭頂部から徐々に薄くなる
  • 髪の毛が細く・柔らかくなる
  • 徐々に進行するため、気づかぬうちに広がっていく

院長の考えるAGA治療の基本方針

AGAは進行性の疾患です。
「気になる」と思ったその時が治療のはじめ時です。

こはく皮フ科では、以下の3点を大切にしています:

  1. 無理なく続けられる治療設計
    • 長期的な治療が必要になるため、無理のない費用と通院ペースを大切にしています。
  2. 医学的根拠に基づく治療
    • エビデンスのある内服薬・外用薬を中心に、必要に応じて血液検査も行います。
  3. 気持ちに寄り添ったカウンセリング
    • 「まずは相談だけ」という方にも安心してお話しいただける環境を整えています。

治療の流れ|こはく皮フ科でのAGA治療

① 初診・カウンセリング

まずは症状やお悩みを丁寧にお伺いします。
必要に応じて頭皮の状態を診察し、家族歴や生活習慣も確認します。

② 治療法のご提案

患者様の希望・体質・進行度に合わせて、以下のような治療を組み合わせます。

💊 内服薬

  • フィナステリド(プロペシア)
  • デュタステリド(ザガーロ)
    → DHTの生成を抑えて進行を防ぐ薬

💧 外用薬

  • ミノキシジル配合外用薬
    → 毛母細胞の働きを活性化し、発毛を促進

🌿 生活習慣のアドバイス

  • 睡眠、ストレス、食生活なども大切な要素。簡単なアドバイスを行います。

③ 経過観察と治療の調整

効果を確認しながら、薬の量・種類・スケジュールを調整していきます。
3~6か月で変化を感じる方が多く、12か月で明らかな改善が見られることもあります。


よくあるご質問(Q&A)

Q:どのくらいで効果が出ますか?
A:多くの方が3〜6か月で抜け毛の減少を実感し、半年〜1年で発毛を実感されます

Q:副作用はありますか?
A:内服薬で性欲減退・肝機能異常が稀にあります。定期的に医師がチェックします。

Q:治療費はどのくらいかかりますか?
A:当院では明朗な料金体系で、初診・再診・薬代を丁寧にご案内します(自由診療)。


院長からのメッセージ|「自分の髪」に自信を持ってほしい

髪の悩みは、とてもデリケートな問題です。
「恥ずかしくて相談しづらい」と感じる方も多いのではないでしょうか?

こはく皮フ科では、男性医療脱毛や思春期ニキビ治療など、男性のお悩みにも対応しています。

薄毛が進行してからでは、毛根の機能が失われてしまうことも。
早めにご相談いただくことで、今ある髪を守り、未来の毛を育てるお手伝いができます。

「まだ大丈夫」ではなく、「今からケアしておこう」——
そんな気持ちで、一歩を踏み出していただけたら嬉しいです。


【こはく皮フ科】

住所: 愛知県豊田市瑞穂町4丁目1-1
診療科目: 一般皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科・アレルギー科
WEB予約はこちら▶ [公式サイトURL]

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