皮膚科と歯科、一見するとまったく別の領域に見えるかもしれません。しかし、実際には肌と口腔内の健康は密接につながっており、両者の連携は患者さんの全身の健康を守るうえでとても重要です。以下にその理由をわかりやすく解説します。
皮膚科と歯科が連携すべき主な理由
① 皮膚疾患の一部は「歯」が原因のことがある
- 掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう):手のひらや足の裏に膿がたまる皮膚疾患で、原因が「歯の根の病巣(根尖病巣)」や「銀歯の金属アレルギー」にあることも。
- この場合、皮膚科の治療だけでは改善しないことが多く、歯科治療(抜歯や根管治療)が必要です。
② 口腔内の慢性炎症がアトピー性皮膚炎や湿疹を悪化させることも
- 歯周病や虫歯などの慢性的な炎症があると、体の免疫系が常に刺激されます。
- その結果、アトピーや湿疹といった皮膚症状がなかなか良くならないケースも。
- 歯のケアをすることで、皮膚の炎症も落ち着くことがあります。
③ 美容皮膚科と審美歯科は「見た目の自信」を支える両輪
- 皮膚科ではニキビ・シミ・シワの改善、歯科ではホワイトニングや歯並び矯正。
- どちらも**「人の第一印象」に大きく関わる**ため、トータルのケアが自信につながります。
④ 薬の副作用に注意するための連携も重要
- 皮膚科で使う抗菌薬やステロイドが、口内炎を悪化させたり、カンジダ感染を誘発することがあります。
- 歯科側と情報を共有することで、薬のリスクを減らし、全身管理がしやすくなります。
松井院長からのひとこと
私自身、掌蹠膿疱症の患者さんを診察していて、歯科治療を受けたことで皮膚症状が劇的に改善したケースを何度も見てきました。
皮膚の調子がなかなか良くならないとき、「お口の中」が原因のこともあります。
**皮膚と歯は、実は深くつながっている。**それをぜひ知っておいていただきたいです。歯科の相談は「豊田キッズファミリー歯科」がおススメです。
豊田キッズファミリー歯科
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まとめ
皮膚科と歯科の連携は、
皮膚トラブルの早期改善、全身の炎症コントロール、
そして見た目の自信のサポートにとって重要です。
「肌の悩みがなかなか治らない…」そんなときは、ぜひ歯のチェックも忘れずに。
【こはく皮フ科クリニック】
住所: 愛知県豊田市瑞穂町4丁目1-1
診療科目: 一般皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科・アレルギー科
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