愛知県豊田市で皮膚科、美容皮膚科、小児皮膚科、アレルギー科を開業する予定の「こはく皮フ科クリニック」院長の松井響子です。今日は紫外線治療であるXTRAC®エクストラックが何故他の皮膚科に置いてある機器、エキシマライト(セラビーム)やクライオプロなどと明らかに違い効果があるのかを解説致します。
エクストラックの基本スペック
エクストラックは、308nmのエキシマライト(ナローバンドUVBに近い波長)を使用する、ターゲット型紫外線治療器です。
- 308nmの波長 → アトピーの炎症に深く届き、炎症を鎮めるのに最適
- エキシマライト方式 → 紫外線レーザーに近い超高出力な光を出せる
- スポット照射(ターゲット型) → ミリ単位で狙った場所にだけ当てる
つまり、「普通の紫外線治療機」と比べるとピンポイント性・出力の高さ・波長の適切さがまるで違うんです。youtubeでも説明しましたが機器の価格も何倍も高く保険診療の為、積極的に導入するクリニックは中々ありません。こはく皮フ科では「患者様第一主義」を徹底していますので儲けるとか損するとかでは無く最も患者様に適した機器を選定しております。自画自賛(笑)
こはく皮フ科クリニック 院長 松井 響子
エクストラックがアトピーに効く「医学的メカニズム」
エクストラックが効く本当の理由は、紫外線がアトピーの病態そのものを正しくターゲットできるからです。
主な作用
- T細胞(異常な免疫細胞)の抑制
- アトピー性皮膚炎では、皮膚の中で「T細胞」が暴走して炎症を起こします。
- エクストラックはこのT細胞を選択的に破壊・減少させます。
- サイトカイン(炎症物質)の減少
- 炎症を悪化させる物質(インターロイキンなど)を抑えるので、
- 痒み・赤み・腫れが次第に引いていきます。
- 皮膚バリア機能の回復
- 紫外線には皮膚の角質細胞(ケラチノサイト)を活性化する作用があり、
- 皮膚のバリア力を底上げする効果も期待できます。
なぜ普通の紫外線治療(NB-UVB)では限界があるか?
ナローバンドUVB(NB-UVB)治療もとても良い治療ですが、問題点もあります。
項目 | 普通のNB-UVB | エクストラック |
---|---|---|
照射範囲 | 広範囲 | ピンポイント |
照射出力 | 中〜低出力 | 高出力 |
健康な皮膚への影響 | あり(色素沈着・乾燥) | ほぼなし |
治療回数 | 週2〜3回 | 週1回でも可能なことが多い |
効果が出るまでの期間 | 数ヶ月かかる | 数週間で変化が出やすい |
つまり、**エクストラックは「効果を出したいところに集中して、高出力で、短期間で治療できる」**んです。
アトピー性皮膚炎でお困りの愛知県民の皆様、特に豊田市、岡崎市、みよし市、日進市、の皆様
是非、こはく皮フ科クリニックでエクストラックを体感してください。
効果に驚かれると思います。