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豊田市にある一般・小児・美容皮膚科・アレルギー科 こはく皮フ科 は土日、祝日診療です。

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一般皮膚科

アトピー性皮膚炎について

■アトピー性皮膚炎とは
アトピー性皮膚炎は、肌がかゆくなったり赤くなったりします。
もともと肌が乾燥しやすくて、外からの刺激に弱くなっているため、汗やホコリ、花粉などでかゆくなりやすくなっています。
かゆくてかいてしまうと、肌がもっと傷ついてバリア(守る力)が弱くなり、さらにかゆくなる、という悪循環が起きやすいのが特徴です。
この病気は、よくなったり悪くなったりをくり返します。体調や気温の変化などでも悪化することがあります。
また、左右の同じ場所に症状が出やすく、年齢によって出やすい場所も変わります。
赤ちゃんは顔、子どもはひじやひざのうら、大人は首や胸、背中に出ることが多いです。
豊田市にあるこはく皮フ科クリニックでは、こうした特徴をふまえ、一人ひとりの肌の状態に合わせたやさしい対応を心がけています。

◼️アトピー治療の目標
アトピー性皮膚炎の治療では、「できるだけ肌のかゆみや赤みがなくなること」が目標です。
でも、完全に症状がなくなるのがむずかしいこともあるので、「症状があっても軽くて、ふつうの生活に困らないこと」も大切なゴールになります。
たとえば、かゆくて眠れなかったり、勉強や遊びに集中できなかったりすることがなくなって、安心して毎日をすごせる状態を目指します。
それに加えて、「たくさん薬を使わなくても大丈夫な状態を続けられること」も治療の目的のひとつです。
お薬が少しで済むようになると、体への負担も減りますし、生活もしやすくなります。
このような考え方は、アトピー性皮膚炎の治療について書かれた「診療ガイドライン」という専門の文書でもすすめられているものです。
豊田市にあるこはく皮フ科クリニックでは、皮膚科としてこの考え方を大切にし、ひとりひとりに合ったアトピー治療を行っています。外用薬や保湿に加えて、最新XTRAC導入による光線療法なども組み合わせながら、無理のないゴールを一緒に目指していきます。

■原因
◆アトピー素因について
アトピー性皮膚炎になりやすい人は、生まれつきアレルギーを起こしやすい体質(アトピー素因)を持っていることがあります。
たとえば、家族にアトピー性皮膚炎やぜんそく、アレルギー性鼻炎などがある場合、自分もその体質を受けついでいることがあります。
また、「IgE抗体」というアレルギーを引き起こす物質をつくりやすい体質の人も、アトピー性皮膚炎になりやすいといわれています。
さらに最近では、「フィラグリン」という肌のバリアを守るたんぱく質に関係する遺伝子にも注目されています。
これに変化があると、肌が乾燥しやすくなり、外からの刺激を受けやすくなることがあります。
でも、フィラグリンに問題がなくてもアトピー性皮膚炎になる人もたくさんいるので、体質だけが原因ではありません。
豊田市にあるこはく皮フ科クリニックでは、体質やご家族のこともふまえて、わかりやすくていねいなアトピー治療を心がけています。

◆悪化の原因について
アトピー性皮膚炎は、いろいろな刺激や生活の中のことが原因で悪くなることがあります。
特に、肌を守る力(バリア機能)が弱くなると、かゆみや赤みが出やすくなります。
たとえば、肌が乾くとかゆくなり、かいてしまうともっと肌が傷ついて悪くなります。
汗も、うるおうように思えますが、汗の中の成分が肌にしみて、かゆみの原因になることがあります。
肌が汚れていると、表面の古い皮膚がうまくはがれず、肌を守る力が弱くなります。
ストレスや寝不足、つかれなども、肌や体の調子をくずして、アトピー性皮膚炎を悪化させることがあります。
そのほか、空気の乾燥や花粉、ほこり、ペットの毛、ダニなどの環境も、肌への刺激になります。
アトピー性皮膚炎のある人は、こうした刺激にとても敏感になっていることが多いので、日ごろの生活にも気をつけることが大切です。
豊田市にあるこはく皮フ科クリニックでも、皮膚科としてこうした視点を大切にしながら、アトピー治療に取り組んでいます。

■アトピー治療について
アトピー性皮膚炎の治療には、ぬり薬(外用薬)や保湿、スキンケア指導に加えて、最新のXTRACによる光線療法も組み合わせて行っていきます。
豊田市にあるこはく皮フ科クリニックでは、かゆみや炎症をしっかりおさえて、肌の状態を整えていくことを目指しています。
外用薬には、ステロイド外用薬のほか、「プロトピック軟膏」「コレクチム軟膏」「モイゼルト軟膏」「ブイタマークリーム」など、症状や部位に応じた薬を使います。
肌の状態に合わせて、ぬる量や強さを調整して使うことが大切です。
保湿もとても大切なケアのひとつです。
肌が乾燥するとかゆみが出やすくなり、バリアの力も弱くなってしまいます。
毎日の保湿ケアで肌をうるおし、外からの刺激に負けない状態にしていくことが、治療を続けるうえでとても大切です。
症状が落ち着いてきたら、「プロアクティブ療法」に切り替えていきます。
これは、症状が見えなくなっても週に2回ほど薬をぬり続けることで、再発を防ぐ方法です。
アトピー性皮膚炎は、見た目が良くなっていても肌の中に炎症が残っていることがあるため、長く安定した状態を保つためにとても大切です。
ぬり薬の使い方や保湿のタイミングなど、わからないことはいつでもご相談ください。一緒に肌の調子を整えていきましょう。

◆光線療法(最新XTRAC導入)
豊田市にあるこはく皮フ科クリニックでは、皮膚に光を当てて炎症やかゆみをしずめる光線療法を行っています。使用するのは、XTRAC(エクストラック)という専用の最新の医療機器です。
XTRACは、アトピー性皮膚炎の治療にちょうどよい性質をもった光だけを取り出して使うように作られています(※308nmの紫外線)。
治療に関係のない余分な紫外線は含まれておらず、必要なところにだけしっかり届いて、肌にやさしく働きかけます。
また、十分なエネルギーを効率よく照射できるため、他の光線療法と比べて治療効果を実感しやすいのも特徴です。皮膚の免疫反応を整え、炎症やかゆみをおさえることで、症状の改善をサポートします。
さらに、照射範囲が小さく、指の間などの細かい部位にも対応しやすいため、限られた範囲に症状が出ている方にも適しています。
治療は週に1〜3回を目安にスタートし、肌の状態に応じて照射の頻度や強さを調整します。外用薬や保湿とあわせて行うことで、より安定した効果が得られやすくなります。
紫外線を使う治療ではありますが、XTRACは医療用に設計された安全性の高い機器です。照射後に赤みや色素沈着が見られることがありますが、肌の状態を確認しながら丁寧に照射量を調整して治療を行っていきます。
アトピー性皮膚炎によるかゆみや炎症をしっかりコントロールし、肌の調子を整えていくために、こはく皮フ科クリニックではXTRACを使った光線療法を積極的に取り入れています。気になることがあれば、いつでも豊田市のこはく皮フ科クリニックにご相談ください。

■最後に
アトピー性皮膚炎は、見た目の症状だけでなく、かゆみやつらさ、気持ちの面でも悩みが出やすい病気です。
「いつになったらよくなるんだろう」「また悪くなるんじゃないかな」と、不安に思うこともあるかもしれません。
でも、アトピー性皮膚炎は、きちんと向き合っていけば、少しずつでも落ち着いていく病気です。
お薬やスキンケア、毎日のちょっとした工夫を続けていくことで、かゆみや炎症がやわらぎ、少しずつ安心してすごせる時間が増えていきます。
豊田市にあるこはく皮フ科クリニックでは、皮膚科としての経験をいかし、アトピー治療に力を入れており、最新XTRAC導入による光線療法も取り入れています。
こはく皮フ科クリニックの院長自身もアトピー性皮膚炎と長く付き合ってきた経験があり、
患者さんの気持ちに寄り添いながら、日々の診療を行っています。
「この薬の使い方で合っているかな?」「急に悪くなったけどどうしよう?」――そんな時も、ひとりで悩まず、いつでもご相談ください。
すぐによくなることもあれば、少しずつ時間をかけて落ち着いてくることもあります。
それぞれの症状や生活に合わせて、無理なく続けられる治療を一緒に考えていきましょう。
治療の道のりを、豊田市のこはく皮フ科クリニックと一緒に歩いていけたらと思っています。

                                こはく皮フ科クリニック 院長 松井 響子  

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こはく皮フ科クリニック 〒471-0863 愛知県豊田市瑞穂町4丁目1-1(スカイホール南300M)

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